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カテキヨースタッフより!

2022年11月9日

シリーズ"中3・高1から知っておきたい大學入試!"㉒(KATEKYO学院青森古川校)

HPをリニューアルいたしましたが、
新しいHPにも引き継いでおきたい、
是非皆さんに読んでいただきたい、
ということで過去の記事を再掲載することに致しました。
シリーズ
"中3・高1から知っておきたい大學入試!"
2022年の4/7(木)からの連載記事だった為、時期がずれていますが、
来年の春の予習ということでお読みください。


新高1年生と、来年高校生になる中3生の皆さんに、
是非今から知っておいてもらいたい"大学入試"について、
シリーズ連載中のKATEKYO学院青森古川校です。

第22回目のテーマは、

"大学にかかるお金について知っておこう"

大学進学には一体どれくらいの費用が必要なのでしょうか。入学金や学費以外にも大学生活でかかる費用はいろいろとあります。また、進学先によっても大きな違いがあります。ここでは切実な問題である大学進学にかかる費用の準備のポイントを取り上げます。


"ポイント1、受験料"

まずは受験料から見ていきましょう。多くの受験生は第1志望から第2、第3、押さえの学校というように併願します。平均すると5~6校、多い受験生になると10校近く出願するケースもあります。現役合格を目標とするならば、合格の可能性を高めるためにどうしても併願校数は多くなってしまいます。受験料の出費は意外に大きな負担になります。私立大の受験料は、一般入試、学校推薦型選抜、総合型選抜のいずれも1校当たりの受験料は35,000円かかります。共通テストの検定料(3教科以上)は18,000円です。大学によっては複数回受験する場合に受験料が割引になる制度を設けている場合もありますが、いずれにしても受験料の負担は大きいと言えます。


"ポイント2、入学初年度の費用"

入学初年度は高額な出費になることを覚悟しておかなければなりません。なぜなら、進学しない可能性のある併願校に入学手続きのための費用を支払うケースがあるからです。入試日程と入学手続きの締め切り日のタイミングによっては、多額の費用が無駄になってしまうこともあります。併願校を考える際には、費用面も考慮した合理的な併願作戦を組む必要があります。大学入試の費用は、受験料だけではありません。遠方の大学を志す場合は、交通費と宿泊費が加わってきます。とくに地方在住の受験生が首都圏の私立大を何校も併願するようなケースでは、滞在費の負担が重くなります。これを緩和する手段としては、地方会場での出張入試を受験すること、旅行会社が受験生向けに用意する新幹線や航空便と宿泊のセットプランを活用することなどがあります。


"ポイント3、学費と入学金"

大学入学後になるのが学費です。学費といっても授業料以外に施設・設備費、実験実習費などがかかります。こうした学費は、国公立大か私立大か、私立大の場合はどこの学部かによって違います。

大学の初年度納入平均額(2019年度)
私立大学文系
授業料  785,581円 入学金   381,341円 初年度 1,166,922円

私立大学理系
授業料1,105,616円 入学金   439,346円 初年度 1,544,962円

私立大学医歯系
授業料2,867,802円 入学金 1,954,593円 初年度 4,822,395円

国立大学標準額
授業料  535,800円 入学金   282,000円 初年度   817,800円

公立大
授業料  538,633円 入学金   393,618円 初年度   932,251円


国立大は原則として全学部共通の標準額、入学金282,000円と授業料年額535,800円が必要です。これを私立大と比べてみると、最も安価な文系学部よりも授業料でおよそ250,000円安いことが分かります。医学部となると、国立大と私立大の差は1年間の授業料で約230万円、初年度納入額では400万円以上も違います。国立大の医学部が非常に厳しい競争になる理由は費用面の違いにあると言えます。


"ポイント4、大学生の生活費"

学費以外にかかる大学生の生活費はどのくらい必要でしょうか。自宅生と下宿生とでは生活費に大きな差があることは容易に想像がつきます。全国大学生活協同組合連合会の2019年の「学生生活実態調査」によると、下宿生の生活費はおよそ13万円です。自宅生はほぼ半分の6万6千円です。下宿生は住居費がかかるのに対し自宅生はほぼゼロ。また、自宅生と下宿生では食費にかかる負担にも違いが生じています。では、その生活を支える収入はどうなっているのでしょうか。下宿生は家族からの仕送りとアルバイト代が大部分を占め、自宅通学生は、小遣いとアルバイト代がメインとなっています。


"ポイント5、卒業までに必要な費用"

卒業までにかかる費用は、入学初年度にかかる費用と4年間の学費に加えて、日常生活費があります。文系、理系などの学部によっても差がでてきます。医学部、歯学部、薬学部は6年間の課程となっています。理系学部の学生は大学院に進む率が高いので、その分の費用も考慮しておく必要があります。親元から離れて1人暮らしをする学生は、新生活の準備と日々の生活費、帰省や引っ越し代もかかるので、卒業までには相当なお金が必要になります。大学進学には経済的負担がかかりますが、奨学金など費用の負担をサポートしてくれる手段はいろいろとあるので、事前に調べておきましょう。


次回、最終回。"幅広く利用されている奨学金"についてお伝えいたします。



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