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カテキヨースタッフより!

2022年11月9日

シリーズ"中3・高1から知っておきたい大學入試!"㉓(KATEKYO学院青森古川校)

HPをリニューアルいたしましたが、
新しいHPにも引き継いでおきたい、
是非皆さんに読んでいただきたい、
ということで過去の記事を再掲載することに致しました。
シリーズ
"中3・高1から知っておきたい大學入試!"
2022年の4/7(木)からの連載記事だった為、時期がずれていますが、
来年の春の予習ということでお読みください。


新高1年生と、来年高校生になる中3生の皆さんに、
是非今から知っておいてもらいたい"大学入試"について、
シリーズ連載中のKATEKYO学院青森古川校です。
最終回となりました、第23回目のテーマは、

"幅広く利用されている奨学金"

大学で学ぶためには経済的負担が伴います。その負担は決して軽いものではありません。学費等をサポートしてくれる奨学金や授業料等減免制度があるので、事前に調べておきましょう。奨学金とは、学生本人に対して学資金をサポートする制度で、日本学生支援機構(JASSO)や地方公共団体、育英団体、学校などいろいろな団体で行っています。奨学金には、給付型奨学金(原則として返済の必要がないもの)と貸与型奨学金(返済が必要なもの)の2種類があります。貸与型奨学金には利息がつかないもの(無利子)と利息がつくもの(有利子)があります。

"貸与型奨学金(要返済)"

□貸与型(無利子)
貸与型奨学金は、進学後に本人が月々受け取り、卒業後に本人が返済するものが主流です。返済義務はありますが、利子がつかないので、支給金額より返済額が多くなることはありません。返済が長期にわたることを考慮すると、有利子の奨学金よりも負担が軽くなります。ただし、有利子のものよりも学業成績等の基準うあ希望者間の競争があります。

□貸与型(有利子)
奨学金と言っても、利子をつけて返済するものなので、一般的な借入金と本質的には変わりません。ただし、民間の教育ローンと比べると利子は低く設定されています。日本学生支援機構(JASSO)の場合、年率3%以内と決められています。有利子の貸与型奨学金は利用しやすく支援を受ける金額もかなり高額まで設定できますが、卒業後に返済しなければならないことも考慮して決めることが大切です。


"給付型奨学金(返済不要)"

毎月受け取ったお金を返済しなくてもよい奨学金です。貸与型奨学金と比べて給付型奨学金は大変有利な奨学金と言えますが、応募できるのは、保護者の収入が一定の基準以下の場合です。また、本人の学力のハードルも高くなります。そして、給付型の性質上、大学での学習成果も問われ、学業が不振になると給付が打ち切られることもあり得ます。責任を伴う奨学金であることを理解しておかなければなりません。給付型奨学金は、これまで限られた団体などが小規模で行ってきたため、恩恵を受けられる学生が限られていましたが、2020年4月から日本学生支援機構(JASSO)が新たに運用を始めました。従来の同種の奨学金より利用しやすいルールになっています。


"授業料等減免制度"

□授業料・入学金減免(返済不要)
給付型の奨学金を運用している団体等の中には、授業料や入学金の減額または免除等の制度を設けているところがあります。減免された分は返済を求められないので、内容的には給付型奨学金と同じで、貸与型よりも有利だと言えます。募集人数は給付型奨学金より多く、採用となる可能性は高くなります。

□特待生制度
特待生制度は、結果的には「授業料減免・入学金免除」と同じですが、入学試験の成績で決まる点が特徴的です。特待生選抜の入試で合格するケースと、通常の一般選抜の好成績者を大学側が自動的に対象とするケースがあります。


"日本学生支援機構の奨学金"

奨学金にはさまざまな種類があり、支援団体によって仕組みが異なります。ここでは、最も代表的な日本学生支援機構(JASSO)の奨学金について紹介します。JASSOには、給付型・貸与型(無利子)・貸与型(有利子)の奨学金制度があります。返済義務のない給付型は、次の①⓶の資格要件を満たす必要があります。

①高校の全科目評定平均3,5以上
⓶大学での学習意欲があること
⓶は、高校での面談かレポートによって判断されます。また、保護者の収入や財産等によって、給付を受ける資格の有無や給付額が判定されます。

次に貸与型です。貸与型は、自分で借りて卒業後に自分で返済していく奨学金で、第1種奨学金(無利子貸与)と第2種奨学金(利息付貸与)の2種類があり、それぞれに基準があります。貸与額は、例えば第1種では、国公立大の自宅外で、最高月額51,000円、私立大の自宅外で、最高月額64,000円が卒業時まで貸与されます。奨学金に定められた学力基準や家計基準、申込時期、支給金額などを事前に調べておきましょう。また、貸与型奨学金の利用を考えている場合は、いくら借りたらいくら返すのかシュミレーションをして、将来のこともよく考えた利用が望ましいといえます。

【参考】
日本学生支援機構の奨学金をかりて、返還がおわるまで
※月学5万円(第2種奨学金 利息付)、大学4年間奨学金を借りた場合
借りた総額 2,400,000円(5万円×48か月)
返還期間  15年間(月賦返還回数180回)
23歳から返還開始し、38歳で返還終了。
返還総額  2,430,093円
内訳    元金2,400,000円 利息 30,093円
(年利率0,156%で計算)
月々の返還額 13,500円(最終回13,593円)


中3・高1から知っておきたい大學入試は、今回を持ちまして最終回となります。大学進学を考えている生徒にとって、高校1年生の1学期から、大学進学の選択肢を増やす意味でとても大事、ということがお分かりいただけたのではないでしょうか。努力や頑張りが全てよい結果に結びつかないものが多い中で、やればやるだけ、努力が結果として表れてくるのは"唯一勉強だけ"、と言っても過言ではありません。その中でも、自身の勉強の頑張りだけで将来の選択肢をふやすことができる高校3年間は、人生の中で最も大切な3年間と言えます。高校生活は、あまりに楽しいのでアッという間に過ぎてしまいます。あの時、もう少し勉強を頑張っておけばよかった・・・、とならないためにも、今から準備を始めていきましょう。



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