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カテキヨースタッフより!

2024年11月11日

【高校数学】関数と方程式

皆さんこんにちは、古川校の 大坂 です。

高校2年生になると数学Ⅱの図形と方程式という分野で
円の方程式を習うと思います。
例えば

x2 + y2 = r2

という形をしたものですね。


いきなりですが、ここで問題です。
y = ax + b や y = ax2 + bx + c は yはxの 一次"関数"、二次"関数"と言いますが、
何故円の場合は円の関数と呼ばないのでしょうか?

















正解は
「xの値が決まると、yの値が1つに決まる関係」
とき y は x の関数という
と定義しているから。


例えば
y = 2x + 1
について、 x = 1 のとき y = 3 と y の値が1つに定まります。
y = x2 -1 も x = 0 のとき y = -1 となり、y の値は1個に決まります。

しかし円の場合はそうではありません。
下図をご覧ください。

xを1つ定めると y座標が2つ出てきてしまっています。
つまり、y が1つに定まらないので y は x の関数ではないと言えます。
じゃあ、円はなんといえばよいのか、という話なのですが

x2 + y2 = r2

という方程式の解(x , y)の点の集まりということになります。
よって円の方程式と呼ぶのですね。


関数や方程式という言葉は授業ではよく出てきますが、あまり深く意識はしていなかったかと思います。
友達に話したら1へぇもらえるかもしれません(ネタが古いですね。今の子にわかるのかしら?)。
友達や先生に「なんで円は関数って言わないの?」と質問してみましょう。


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