カテキヨースタッフより！

2022年11月17日

各高校の「求める生徒像・選抜方法」について　第7回「青森工業高校」

2022.11.17
皆さんこんにちは。
KATEKYO青森です。
青森県の教育委員会のページに 各県立高校の求める生徒像・選抜方法が 掲示されています。
各高校ごとに選抜の方法が異なりますので、一緒に見ていきましょう。
第7回は 青森工業高校 です。
（※下の高校名をクリックすることで、青森工業高校の情報ページを開くことが出来ます。）


青森工業高校

求める生徒像は

本校では優れた工業技術者となる人材を育成することを目標としています。
そのため、必要な資格取得に力を入れるとともに部活動や生徒会活動等を通して、自主的・積極的な生徒を育てることに力を入れています。

とあり、

一般選抜では

次のすべての要件に該当する生徒を求めています。
１　工業科目や「ものづくり」に興味があり、積極的に取り組む生徒。
２　工業科目を学ぶ上での基礎学力がある生徒。
３　規範意識を身に付け、ルールを遵守する意識が高い生徒。

特色化選抜では

工業科目を学ぶ上での基礎学力と基本的生活習慣を身につけており、スポーツ、文化活動、生徒会活動等において顕著な成果を収め、入学後も継続して熱心に取り組む生徒。

とあります。

優れた工業技術者の育成を目標にしているので、見合った学力及びルールを遵守する意識の高い生徒を求めているようです。


では青森工業高校の入試選抜はどのようになっているか一緒に見ていきましょう。

選抜方法としてはどの学科も統一して募集人数の85％を一般選抜で選定し、その後特色化選抜で残りの15％の生徒を選ぶことになっています。
以上の２回の判定を行い、定員に達しない場合は再募集が行われることとなります。それぞれの判定方法はリンクを見てください。

一般選抜は

学力検査の得点（500点満点）の順位、調査書の評定の総計（135点満点）の順位を基に下記のように群に分け、Ⅰ群、Ⅱ群、Ⅲ群の順に選抜する。
選抜にあたっては、調査書の記載内容と面接を考慮しながら、求める生徒像に照らして総合的に判断し選抜する。

・Ⅰ群…学力検査と調査書の順位がともに一般選抜人員の90%以内にあるもの。
・Ⅱ群…学力検査又は調査書のいずれかの順位が一般選抜人員の90%以内にあるもの。
・Ⅲ群…学力検査と調査書の順位がともに一般選抜人員の90%以内にないもの。

とあり、学力テストと調査書の評定（と面接結果）で合否を判定します。


特色化選抜は

学力検査（400）、調査書（250）、面接（200）、及び求める生徒像に照らして総合的に判断して選抜する、とのことで

・学力検査は各100点満点のテストを80点満点に換算。
・調査書（250）は教科の評定(135）に加え、特別活動（45点：学級活動15点、生徒会活動15点、学校行事15点）、部活動（70点：大会などの結果60点、部長経験10点）。
・面接（200）

実に450/850がペーパーテストの点数以外になります。特に面接に関しては聞かれる内容が上記リンクに載っていますので対策が可能です。
事前に考えをまとめ、聞かれたらすぐに答えられるようにしておきましょう。
特に高校入学後に何を学びたいか、将来何になりたいかは間違いなく聞かれますので必ず答えを準備しておいて下さい。


工業高校は学科によって人気は様々ですが、特に情報技術科は過去5年常に1.0倍以上をキープしており、5割程度の点数は欲しいところです。
それ以外の学科も年によって定員割れの事もありますが、4～5割の点数が取れるようにしておきましょう。


今回は、青森の工業技術者の育成を担う 青森工業高校 について見ていきました。
次回は青森商業高校について掘り下げて行きたいと思います。


青森市で、中学受験、高校受験、大学受験、受験予備校といえば、
"完全マンツーマン指導"　KATEKYO学院　青森浪打校
TEL　:　017-742-3322