カテキヨースタッフより！

2022年11月10日

シリーズ"中３・高１から知っておきたい大學入試！"⑦（KATEKYO学院青森浪打校）

HPをリニューアルいたしましたが、
新しいHPにも引き継いでおきたい、
是非皆さんに読んでいただきたい、
ということで過去の記事を再掲載することに致しました。
シリーズ
"中３・高１から知っておきたい大學入試！"
2022年の4/7（木）からの連載記事だった為、時期がずれていますが、
来年の春の予習ということでお読みください。


新高１年生と、来年高校生になる中３生の皆さんに、
是非今から知っておいてもらいたい"大学入試"について、
シリーズ連載中のKATEKYO学院青森浪打校です。

第７回目のテーマは、

"総合型選抜とは"

大学は学生を募集するとき、求める学生像（アドミッションポリシー）を示します。このアドミッションポリシーに合致しているかどうかを基準にして合否を判定するのが、総合型選抜です。以前はAO入試と呼ばれていました。総合型選抜は、「生徒の個性を評価する入試」だと思っている人がいますが、それは誤解です。総合型選抜は必ずしも「個性的」だからといって評価が高まるのではなく、あくまで大学や学部のアドミッションポリシーに合致するかどうかが合否のポイントになります。また、総合型選抜では、大学が実施する評価方法（小論文、プレゼン、口頭試問、各教科・科目にかかわるテストなど）、または共通テストのうち少なくともいずれか１つを必ず活用することになっています。総合型選抜でも他の選抜同様に、受験生が大学で学ぶために必要な学力が求められます。

"準備に時間がかかる総合型選抜"

総合型選抜の出願では、「調査書」だけではなく、「活動報告書」や「志望理由書」を提出することが求められます。活動報告書は、高校生活で取り組んだことを記すもの、志望理由書は志望の動機や大学で何を学びたいのか、将来それをどういかしたいのかを記すものです。総合型選抜では、面接の前にまず活動報告書や志望理由書による選考が行われます。志望理由書は、文章として優れているかどうかではなく、書かれていることがその大学のアドミッションポリシーに合致しているかどうか、また、その大学で学びたいという熱意と具体的な目標や目的を持っているかどうかが評価されます。そこでカギになってくるのが、志望理由書を書くまでの準備です。その大学のアドミッションポリシーはもちろん、その学部・学科でどんなことを学ぶのか、卒業生の進路はどうなっているのか。また、どんな先生がいて、何を研究しているのかなどをしっかりつかんでおく必要があります。こういったリサーチは、短期間でできるものではありません。なるべく早い時期、できれば高１のうちから少しずつ始めておくことが理想です。

"勉強したいことが明確な場合、総合型選抜を視野にいれよう！"


次回、"まず大切なことは、大学を知ること"についてお伝えいたします。


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