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カテキヨースタッフより!

2022年11月26日

テル・コバヤシの"英語Q&A"④(KATEKYO学院青森観光通り校)

生徒の英語のお悩みを解決する、"英語Q&A"。

皆様お久しぶりです。

KATEKYO学院青森観光通り校のテル・コバヤシです。

受験が近づき、今年度受験される皆さんは共通テスト・2次試験に向けて日々頑張っている事と思います。

第4回目のお悩みはコチラ。

この時期になると、基礎~共通テストレベルの英単語はほぼ完ぺきなんだけれど、2次試験レベルの単語になるとどうしても覚えきれませんという質問をよくいただきます。

私自身も受験生だったころ同じ悩みを抱えていたので、お気持ちすはごく分かります。

文章に出てくる頻度が高い基礎単語と違い、2次レベルの英単語ではその頻度がガクッと下がります(1度も出会うことなく終わってしまう単語も中にはあります)
その為「長文を解く中で覚える」が通用しにくく、暗記には工夫が必要です。

そこで今回は、2次向け単語(特にスペリングが長い物)を覚える工夫をお伝えできればと思います。

それはズバリ、「接頭語・語源に着目する」です。以下、いくつかの例を紹介したいと思います。


・reimbursement
まず、re/im/burse/mentに分けてみます。reは「再び」を表す接頭語、mentは名詞を表す接尾語です。
imは前置詞inと同じで「~のなかに入れる」で、burseはpurseと同じく「財布」の意味です。
まとめると「再び財布の中へ入れること」となり、財布に入れるのはお金というところから、「返金」という意味になりました。


・rudimentary
rudiの部分に着目してみましょう。rudiは「粗削りの・未完成の」という意味を持ち、形容詞rudeの語源にもなっています。「失礼な」という意味が有名ですが、人間的に未完成だからこそ失礼を働くこともある、と考えればわかりやすいかもしれません。
語末のaryは形容詞を表す接尾語ですので、合わせて「粗削りな状態」→「まだ洗練されていない状態」となり、「原始的な・基礎的な」という意味に落ち着きました。

・infrastructure
「インフラ」として片づけられることもありますが、本来の意味も押さえておきましょう。
infraは前置詞belowと同じく「~の下に」を表します。structureは「建造物・組織」を表しています。
建造物の下にあるものと考えれば「基礎」、組織(広く見れば社会)の下にあるものと考えれば「(社会的)基盤」という意味となります。
※この単語はアクセントの位置が"i"にありますので、注意してください


・mediterranean
この単語は「地中海の」という意味で、mediterranean seaで「地中海」になります。
注目ポイントはmediとterraです。
mediは「中央・真ん中」を表しています。medieval「中世の」やmedian「中央値(メジアン)」などの語源です。
terraはローマ神話に登場する大地の神テラとのつながりがあり、「土・土地」を意味します。
例としてterritory「領地」やterrain「地形」のほかに、terraそのもので「地球」の意味もあります。
二つの意味を合わせて「土地の真ん中」→「地中」となりました。


"一生で受験勉強できるのもあと僅か。今は苦しいかもしれませんが、数か月後には良い思い出となります。あとひと踏ん張り、一緒に頑張っていきましょう!"


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