2022年11月11日
"第1回青森学生俳句大賞"。
応募作品も11作目となりました。初の字余り作品です。
作者コメント:
動脈と静脈、動脈血と静脈血、この似た言葉に苦労した生徒も多いのではないでしょうか?なぜ間違えやすく、混乱させるような言葉にしてしまったんでしょう。簡単に解説します。
動脈は、心臓から押し出された血液が流れる血管の事をさし、静脈は、逆に心臓に入っていく血管をさします。一方、動脈血はというと、酸素を多く含む血液のことをさし、静脈血は二酸化炭素を多く含む血液のことをさします。では、どんな問題で混乱させられるのかというと、動脈血と静脈血という言葉が組み合わさったときにそれは起こります。
肺動脈は、心臓から肺に向かっていく血管のことですが、流れている血液は、二酸化炭素を多く含む静脈血が流れています。逆に肺静脈は、肺から心臓に向かっていく血管で、流れている血液は、酸素を多く含む動脈血が流れています。肺動脈が静脈血で、肺静脈が動脈血・・・、動脈、静脈、非常に紛らわしいですね。
覚え方ですが、心臓からでたら動脈、心臓に入るなら静脈、というの先ずおさえましょう。そして、酸素がないから肺に酸素を取り行く、酸素をいっぱいもらって肺から出てくるというのをイメージしたら、動脈血なのか、静脈血なのかイメージしやすくなり、覚えやすくなりますね。
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