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カテキヨースタッフより!

2022年11月19日

英作文攻略

現在、高校入試にせよ大学入試にせよ、英語において大きな比重を占めているのは「Reading」です。
つまり、受験生の多くが対策してくるということです。

それでは、「他との差をつけたい」。
そのように思った場合、何処を鍛えれば良いのでしょうか。
その一つが「Writing」、すなわち「英作文」です。
これが苦手な子の中には、白紙(あるいは白紙に近い状態)でテストを終える子も多いのではないでしょうか。
これでは勿体ない。
せめて部分点だけでも稼げる状態で勝負してもらいたい。

そこで、今回は簡単ではありますが、〈英作文の攻略〉をテーマに話してゆきたいと思います。

そもそも、和文英訳の大きなポイントは3つあります。
ずばり、「語彙」、「構造把握」、「言い換え」。
以下で、その詳しい内容に触れてゆきましょう。
なお、この内、「語彙」については以前〈暗記のコツ〉で触れているので、今回は省略します。

「構造把握」
当然のことですが、英語と日本語は全く異なる言語です。
ある調査では、英語を母語とする人が他言語を習得する際、最も難しい言語の一つが日本語だという結果が示されています。
この難しいとされる要因の一つが文法、つまり「構造」にあるのです。

既に学習済みのように、英語は「主語+動詞(述語)」を先頭に、そこへ他の単語がプラスされてゆく形をしています。
一方、日本語は「主語+他+述語」のように、主語と述語の間に他の語句が挟まれる形となります。
この形の違いがある以上、「和文→英文」とストレートに変換することは難しいと言えるでしょう。

そこで、先ず和文を単語(パーツ)に分解し、次に和文の単語を英文の順序に並べ替える。
この行程をとることをおすすめします。
きっと英文らしい形が出来上がるはずです。

「言い換え」
前述のように、英語と日本語は異なる言語です。
したがって、その考え方にもズレが生じます。

たとえば、日本語における「歩く」という動詞。
日本語では、これを副詞で修飾します。「ゆったり歩く」のように。
しかし、英語では「歩く」を意味する「walk」以外に、「ゆったり歩く」を意味する「stroll」という別の動詞があるのです。
勿論、英語では複数の単語から成る表現が日本語では1語で済むという場合もあります。

ここで必要となるのが「言い換え」です。
和文英訳であれば、日本語特有の表現をより単純な形、英単語に変換しやすい形へ置き換える。
つまり、「和文→言い換えた和文→英文」という処理をする。
これでまた、英文らしい形が出来上がるでしょう。

以上、ごく簡単ではありますが、英作文するうえでのポイントや書き方について触れてきました。
勿論、これで完璧な英文が書けるとまでは言いませんが、それでもより正答に近づけるはずです。
英作文が苦手な方は、是非お試しください。

文責 T

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