2024年4月22日
KATEKYO十和田の熊澤です。
本日は小学4年生の指導の様子をご紹介いたします。
私は指導の合間によく生徒と新聞の記事を一緒に読み、意見を話し合う時間を設けています。
4/11発刊の読売KODOMO新聞に自分でオリジナルの漢字をつくっている小学6年生の記事が紹介されていました。
その記事を読んだ後に、生徒から「私も自分で漢字をつくってみたい!」との声が!
早速、電子メモパッドを取り出して自分の頭の中でイメージした漢字をあれこれ書き出してもらいました。
漢字を作るのは簡単に見えて結構難しいです。辺やつくり、左右のバランスを考えるのはもちろん、その漢字がどのような意味をもつかを読み手に想像させなければいけません。
この子がまず、考えてくれた漢字は木の横に森と書いて「やま」。山という漢字はすでにありますが、より一層の木が生い茂った白神山地のような自然豊かな山をイメージしたとのことでした。小学生の発想力はすごい!
次は木の下に縦線2本と横線1本を入れて「ポイント」と読む漢字だそうです。意味的には「要点」としてのポイントだそうで、縦と横の線はビックリマークを2つイメージしたつくりになっているとのことでした。これもおもしろい!
私自身、漢字を覚えるのが子供の頃から苦手でした。しかし、自分で漢字を考えることで意味をイメージしたり調べたりするきっかけになり、そこからもっと漢字と仲良くなれる気がしてきます。
塾講師として勉強は教えることはできても、発想の柔軟性や何事も楽しみながら取り組む姿勢などは、日々生徒達に教えて貰ってばかりです。
これからもその子が輝けるオンリーワンの指導のあり方を模索していきたいです(^_^)。