2024年1月25日

中学生の証明問題

皆さんこんにちは、青森県家庭教師協会・ＫＡＴＥＫＹＯ青森です。

今も昔も、中学数学の証明問題は苦手と感じる生徒さんが多い単元です。
近年の入試では、記述ではなく穴埋め問題が出題されている為、負担感は軽くなっているのでしょうが、
特に三角形の合同・相似の証明問題は受験生に立ちはだかる事が多い単元でしょう。

証明問題を考える時のちょっとしたコツは、使用されそうな合同・相似条件から逆算して考える事です。
簡単に言えば、三角形の角度がヒントで一つでも与えられている時点で、合同にせよ相似にせよ「三組の辺の……」の条件は使われない可能性が高いです。
同様に等しい角が二つ判明したら、合同の問題であればその間の辺について考えれば良いですし、（相似であればもう終わりです）
等しい角が一組しか分からない時は、その角を挟む二辺の関係を考えていくと筋道が整理出来る事が多いです。

証明問題の良い所は、問題として提示された時点でそれが正しい事が確定しているので、あとはそこに至る筋道を探していくだけで良いという所です。
苦手意識は身を竦ませてしまいますが、実は「そんなに難しくない」という事に気づければ実は得点源にもなる分野でもあります。



書いた人：むつ事務局　S

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