2024年10月28日
皆さんこんにちは、青森県家庭教師協会・KATEKYO青森です。
今回は小論文指導で目立つ文章の癖について、お話をさせて下さい。
「昨日母と買い物に行くために母の車に乗り、母の運転で母の職場の近くのショッピングセンターに行きました。」
という文章には違和感を覚える人も多いと思います。これは文中に「母」という単語が繰り返し出てくるからです。
同語の反復は、決して許されない訳ではありませんが、余りに多いとやはり違和感のある文章になります。
さすがにここまで同語を反復するケースは稀ですが、生徒さんの書く文章で文末表現にバリエーションが少ないケースというはままあります。
「思う」や「考える」など、生徒さんによって愛用する表現は様々ですが、殆ど全て同じ文末になっている小論文に遭遇する事もあります。
例えば、自分の意見としての側面が強い文章には「思う。」を使うにせよ、
自然な推論の結果であれば「思われる。」という自発表現や「可能性が高い。」「となるだろう。」の方が自然かも知れません。
実はそこを意識せずに、単に使い慣れた表現で文末を選んでいるだけ、という生徒さんも居たりします。
皆さんも一度自分の書いた小論文を読み返して、文末表現のバリエーションをチェックしてみて下さい。
書いた人:むつ事務局 S
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